秋葉区九条の会

私たちは、平和主義、基本的人権の尊重、国民主権をかかげる日本国憲法を守るという一点で心を合わせ、一人ひとりができるあらゆる努力をいますぐ始める、秋葉区「九条の会」(旧 新津・小須戸「九条の会」)です。

憲法九条とは

アピール

私たちは、大きな犠牲を生み出した世界大戦をへて、国際紛争解決の手段として武力を使ってはならないという教訓を得ました。私たちはその教訓から、戦争放棄と戦力を持たないことを定めた第9条を含む平和憲法を世界に先駆けてつくり、人々の平和を願う思いを実現しようと決意しました。

しかし、今、この第9条を中心とした日本国憲法を「改正」しようとする動きが、かつてない規模と強さで台頭しています。そして、憲法上の拘束を事実上破って自衛隊の海外派兵を行い、集団的自衛権を容認し、さらに非核三原則や武器輸出の禁止などの重要施策をなし崩しにしています。また、子どもたちを「戦争をする国」の担い手にするため、教育基本法をも変えようとしています。

憲法を「改正」してこの国を「戦争をする国」につくりかえるのではなく、今、あらためて第9条を外交の基本にすえることこそが求められています。第9条に基づき、アジアをはじめとする諸国民との友好と協力関係を発展させ、アメリカ政府との軍事同盟だけを優先する外交を転換していくことが必要です。第9条を持つ国だからこそ、相手国の立場を尊重した、平和的外交と、経済、文化、科学技術などの面からの協力ができるのです。

私たちは、平和を求める世界の人々と手をつなぐために、あらためて第9条を激動する世界に輝かせたいと考えます。そのためには、この国の主権者である私たち一人ひとりが、第9条を持つ日本国憲法を、自分のものとして獲得し、日々行使していくことが必要であると思います。

このような思いをこめ、「九条の会」をはじめ、全国各地で取り組みを進めている人びとと手を携えて、私たちは「新津・小須戸九条の会」を発足させました。多くの市民のみなさんが、「改憲」のくわだてを押しとどめるために、平和主義、基本的人権の尊重、国民主権をかかげる日本国憲法を守るという一点で心を合わせ、一人ひとりができるあらゆる努力を、いますぐ始められることを心から訴えます。

2005年12月10日

憲法9条を守る新津の集い

(現在、会の名称は秋葉区「九条の会」に変更されています)

ニュース

参加する

入会呼びかけ 入会申込書
秋葉区「九条の会」事務局
新潟県新潟市秋葉区善道町2-9-44新津教育会館内
電話 0250-23-0764(FAX兼用)